「アメリカ不動産を個人で購入するメリットとは何なのか」と
疑問を持たれる方がいらっしゃいます。
メリットを感じる理由は、状況により各自異なると思いますが、
米国税務に携わってきた経験から、アメリカ不動産購入に関する傾向や
特徴をお伝えしたいと思います。
アメリカ不動産を個人で購入する場合の傾向や特徴
一つ目は、情報源の多様化です。
以前は、アメリカ不動産をテーマとするセミナー自体が少なかったですし、
SNSを通じて、(日本語環境で)取り上げる方も少なったと思います。
しかしながら、ここ数年は、セミナーの数も増え、
SNSでも情報を発信される方が多くなってきた為、
アメリカ不動産を購入しようと思うきっかけや情報を得やすくなっていると思います。
二つ目は、融資利用です。
2014年頃は現金購入をすることが主流でしたが、
2019年時点では、融資を受けて購入されている方が主だっています。
円建てで融資を得て、どのようにドル建て資産を得ているのかに関して、
現時点での特徴としては、日本で融資を得て、
アメリカ不動産を購入する方が増えていると思います。
三つ目は、不動産価値です。
米国内の人口増化などにより不動産利用が一定を保てるため、
価値が下がりにくい傾向にあることは、前回のテーマでお伝えしている通りです。
少しずつ認知度が高まっているアメリカ不動産ですが
数年間の間にだいぶ変化があったと思います。
また数年後には大きく変わり、よりアメリカ不動産投資をしやすい環境が
日本で整っていることを願っています。