EFTPSとは何でしょうか?
EFTPSと言われても、なかなか馴染みがない方が多いかもしれません。
納める税金によっても税金の支払い方法がいろいろとありますが、
ここでは法人の税金の支払い方法についてご説明していきます。
アメリカ不動産を日本の会社で購入している場合の、法人連邦税に関することなので、
ぜひチェックしておいてください。
アメリカ納税をオンラインで支払うシステム:ポイント1
EFTPSとは「Electronic Federal Tax Payment System」の略です。
アメリカで納税するために、オンラインで支払うシステムをEFTPSといいます。
アメリカでの納税については、これまで
「オンラインでの支払い」
「クレジットカードでの支払い」
などを取り上げてきました。
実は一番使われていて、
税務署も推奨している税金の支払いが可能なシステムがEFTPです。
登記をするとPINが郵送される:ポイント2
EFTPSシステムを使うためには
Webサイトにログインをしなければいけませんが、まずはPINコードが送られてきます。
PINというのはパスワードのことで、4桁の数字です。
EFTPSと左側に大きく書かれた
PINナンバーが記載された通知が発送されてくると思いますので、
このパスワードからログインしセットアップをしていきます。
アメリカの銀行口座から直接引き落としの設定ができる:ポイント3
EFTPSシステムにログインしたら、各種設定をしていきます。
納税する際にはアメリカの銀行口座から引き落としになるように、
銀行口座の設定をする必要があります。
セットアップが完了したら、それ以降に納税が発生した場合には、
EFTPSにログインをしてアメリカの銀行口座から直接税額が引き落とされる流れです。
残念ながらEFTPSの登録は日本の銀行口座ではできないので、
アメリカの銀行口座の開設が必要になり、
アメリカの銀行口座とEFTPSのPINの両方が揃っている場合には、
すぐにセットアップが可能です。
まとめ
ここまで挙げてきたEFTPSの内容をまとめると、
登記後に税務署からPINナンバーが発送され、
EFTPSのWebサイトにログインをしてセットアップを行うと、
アメリカでの納税が非常に簡単にできます。
- EFTPSとはオンラインで納税をするシステム
- EFTPSのセットアップにはPIN番号が必要
- EFTPSの設定にはアメリカの銀行口座の準備をする
PINナンバーの有効期限が切れないうちに、
EFTPSのセットアップをしておくことをおすすめします。