今回は不動産を売却する方に直結する還付金の受け取りについて書いていきます。
基本的な売却や還付金の受け取りについてはこちら、
もしくは文末のリンクからご確認いただければと思います。
では、実際に還付金が手元に届くまで「どれくらい時間がかかるのか?」
「どんな感じなのか?」という事をポイント3つにまとめてご紹介します。
①申告書提出から6ヶ月以上かかるケースもある
アメリカ税務署は日本人の常識とは、かなりかけ離れています。
確定申告をしたら間もなく
還付金が返ってくるイメージを持っていらっしゃるかと思います。
ですが、アメリカの場合は早くて3ヶ月、遅いと6ヶ月以上かかるケースなどもあります。
知らないと不安になってしまうかと思いますのでぜひ覚えておいてください。
②還付金額が1万ドル以上だと小切手で来る
個人の確定申告に関して、
アメリカ国内の銀行口座を還付金の送付先として指定できます。
しかし、還付金額が1万ドル以上と大きな場合は
直接アメリカの銀行口座に振込まれることはほとんどありません。
それよりも、小切手を郵送してくる場合が圧倒的に多くなります。
さらに、皆様が申告される時に日本の住所を記載しているかと思います。
そして、小切手は基本的にその申告書に記載の住所宛への送付です。
つまり、小切手が発行されて日本には普通郵便で来る事になります。
ですが、これもアメリカの郵送事情を考えると
早くてもこの部分だけで1か月も掛かってしまいます。
ポイント2つ目としては、
還付金額が1万ドル以上の場合は小切手が来るという事になります。
また、ポイントの一つ目にも関わる部分として、
小切手は郵送に時間がかかるので、
なおさら還付金の受け取りが遅れてしまう点が挙げられます。
③不備があるとさらに時間がかかる
確定申告をする時に併せて還付申請を行います。
その時に例えば“還付を行うための資料が無い”とか“手続きがきちんとされていない”などの
不備があった場合は、本来受け取れるまでの期間よりもさらに時間がかかってしまいます。
具体的な流れで言うと、売却や源泉を経て、最後のゴールが還付申請になります。
このゴールの還付申請の手前の手続きで1つでも躓いてしまうと、
本来受け取れるはずの時期より受け取るまでに時間がかかってしまいます。
当たり前ですが不備は極力、無くすようにする事が重要です。
ここは専門家の役割なので、実際に気になる事やご不明点があれば
ご担当の専門家や弊社にご相談をしていただきたいなと思います。
まとめ
今回の“還付金を受け取るまでにかかる時間”についてのポイントは以下の3つです。
- 申告書提出から6ヶ月以上かかるケースもある。
- 還付金額が10,000ドル以上だと小切手で来る。
- 不備があるとさらに時間がかかる。
最後の手続きである還付申請で、しっかりと還付金額を受け取っていただけるように、
弊社としても専門家としてタイムリーかつスピーディーな対応を心掛けていきます。
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