アメリカ不動産の売却はできるだけ良い条件でと多くの人が思います。
不動産購入時にも売却時にも必要な手続きがありますが、
売却手続きをスムーズに進めるためには、
流れにそって理解を深めておくことが大切です。
「いくらで売れるの?」
「売却にはどのような手続きが必要なの?」
「費用や税金はどれだけかかるの?」
など疑問に思うこともあると思います。
売り出すための価格をどうするのか、売却が決まったら決済もあり、
確定申告や税金についての知識も必要です。
今回は、初めてアメリカ不動産を売却する時に
検討しておくべきポイントを3つご紹介していきます。
現地相場を知る:ポイント1
不動産マーケットは、好調な時と不調な時があります。
アメリカの不動産情報は、インターネットで不動産専門サイトにアクセスし、
所有している物件の住所などからでも調べることができます。
売却相場や類似物件の情報、物件周辺のエリアの相場など、
現在の相場と購入時の価格を比較したり、
そのエリアでの平均を知ることができるので、
不動産の売却価格をどうすればいのかを判断する材料の一つにもなります。
いくらで売れるのかなど、売却の戦略を立てやすくするためには
「現場相場を知る」ということが第一歩です。
売却後の資金で融資が完済できるか:ポイント2
一般的には借り入れをしている場合が多いと思いますが、
売却により融資を完済できるということが前提といえます。
不動産の売却では、通常は売却価格より税金や諸経費などが差し引かれます。
ここから融資金額を返済しますが、
借り入れをしている場合に、売却しても融資金額を返済できるのか?
手持ちの資金でローンの残りを返済できるのか?
などを確認しておく必要があります。
「売却後の資金で融資が完済できるか」をチェックしておきましょう。
日米の税務を理解する:ポイント3
不動産の売却で心配なのは、売却にかかる税金です。
日本の確定申告でも慣れていないと分かりにくいのですが、
実際にいつどのように税金を支払うのか?などを
聞いたり調べたりすることができるので、概要を理解しておくと良いでしょう。
アメリカの売却時にかかる税金は、日本の譲渡所得とは少し違うので、
アメリカで売却時にかかる税金やどのような流れで手続きをすればいいのか?
源泉徴収されるのか、最後に税金を納めるのかなどの全体像を掴んでおきましょう。
まとめ
今回は、「物件売却を検討するときのポイント」として、
売却時の価格や売却後の融資返済、税金などについて触れました。
- 現地の相場を知ること
- 借り入れをしていたら、売却額で全て返済ができるかどうか確認すること
- 日米の税務を理解すること
どうしても売却をする必要がある場合でも、
不動産マーケットが低迷している時もありますので、
相場をチェックしておくことは大切です。
アメリカ不動産の売却は重要な決断ですので、決断するのは難しいかもしれませんが、
不動産売却についてわかる範囲でもいいので概要だけでも理解をしておきましょう。
アメリカ不動産を税務面からサポートしたり
少しでも応援していければこんな嬉しいことはありません。