アメリカ不動産を購入する時には、エリア情報や治安情報などを調べていると思います。

しかし、それでも想定外のトラブルは起こるものです。

日本の不動産と似たような問題が発生することもあれば、
日本では想像のできないトラブルもあります。

今日はアメリカ不動産購入後のトラブルの実例を3つあげていきたいと思います。

入居者が夜逃げした:ポイント1

気づいた時には家の中が空になっており、
入居者が夜逃げしていたというトラブルに巻き込まれることがあります

これはアメリカに限らず日本でも起こりうることなのですが、
家の中に荷物が散乱したままで行方がわからなくなると、
クリーニングや修繕などに時間を要してしまうかもしれません。

オーナーが日本に住んでいる場合、
管理会社から連絡を受けてから物件の状態を知ることになるので、
迅速に動いてくれる管理会社が頼りです。

通常の退去とは異なる対応が求められ、
入居者が決まるまでの間は賃料が入ってこないなども考えられます

ハリケーンが強烈すぎて建物が全壊した:ポイント2

ニュースでもよく取り上げられているハリケーンですが、
建物が全壊してしまうほどの被害が発生することもあります

自然災害や異常気象などによる影響は日本でも懸念されますが、
アメリカではハリケーンで家が飛んでしまったり
人が住めない状態になってしまうこともあります。

また、突然、雹(ひょう)が降ってくるなど、過去にも豆粒、野球ボール、ソフトボールといった大きさの雹が降ったことがありました。

自然災害は火災保険で対応していくことになると思いますが、
リスクとして抑えておくとよいでしょう。

パーティー騒音で近所に迷惑をかけた:ポイント3

日本のマンションでも頻繁に起こるトラブルとして騒音問題が挙げられますが、
アメリカではパーティーの騒音による
近隣とのトラブルやクレームになることがあります。

道路沿いに複数の車両が停まっていたり、夜間にパーティーが行われ、
うるさいというクレームや苦情が管理会社によせられます。

場合によっては管理会社でなく、
物件の所有者を調べて直接オーナーに連絡をする方もいるかもしれません。

日本とアメリカではホームパーティー文化の違いがあります。
アメリカでは、家族や友人を招き入れる
ホームパーティー文化があるということは覚えておきましょう

まとめ

いかがでしたでしょうか?
できればトラブルを回避したいと考えている方は多いでしょう。
自然災害の一つでもあるソフトポール程の大きな雹の被害などは、
確率としては低いものですが、ここで挙げた実例は起こりうる可能性のあるものです。

私が体験したものではありませんが、
不動産投資で起こりうる可能性として踏まえています。

  • 夜逃げなどのトラブル
  • 自然災害によるトラブル
  • ホームパーティーなどの騒音よるトラブル

入居者とのトラブルは、最初は分からないことがあって当然です。
その場合、現地にいる管理会社の迅速な対応が早期解決の鍵となります。

次回は「アメリカ不動産トラブル・ペナルティ編」ですので、
併せてチェックして頂ければと思います。