前回はアメリカ不動産投資でよくあるお悩みとして
「所有権移転、売却時の税務、相続対策」についての質問を取り上げました。

2回目の今回は「アメリカの銀行口座開設、ドルの資産運用や保険」など、
不動産投資をより有利にできないかということで
いただく質問をいくつかご紹介していきます。

インターネットなどでも専門的な情報は少ないので、
いかにして上手く運用できる知識をつけるのかということが重要ですので、
ぜひご参考にしていただければと思います。

米国銀行口座開設:ポイント1

アメリカの不動産投資をする際に行うのが米国銀行口座の開設です

「アメリカで銀行口座を開設したいのですが…」
「口座開設後のセットアップやその後のメンテナンスはどうすればよいのでしょうか?」
「銀行の明細の見方がよく分からないので教えて欲しい」
などのご質問が増えています。

税務署からの還付金の受け取り、賃料の送金や納税時にかかる手数料をおさえられるのが
アメリカに銀行口座を開設する主なメリットです

不動産の賃料をドルで受けとるので、
ただなんとなくそんなものだと思うかもしれませんが、
賃料が送金されるときにも手数料が発生しています。

銀行によっては負担がない場合もあるのですが、
毎回2,000円〜3,000円の手数料が発生しているケースもあります。

また、アメリカの納税時には日本の銀行口座からの引き落としはできません。

直接引き落としができるのはアメリカの銀行口座を持っている場合のみです。
日本の確定申告でも還付金は直接銀行口座に振り込まれますが、
アメリカ側から還付金を受け取る際も、アメリカの銀行口座に直接振り込まれます。

日本の銀行口座の不便を解消できるのがアメリカの銀行口座の最大のメリットです

USドル資産運用:ポイント2

「ドルで受け取った賃料をどう運用すればよいのかわかりません」
などのご相談もあります。
多くの方は受け取った賃料をそのまま口座に留保していると思います。

大きな修繕などの支出がなければ、
まとまったドルをどのように運用していくべきなのかということを
考えておくことは悪いことではありません。

米国生命保険手続き:ポイント3

海外の生命保険について
「日本とアメリカの生命保険には違いはありますか?」
「日本に住んでいてもアメリカの生命保険に加入できますか?」
「アメリカの生命保険の返礼率はどれぐらいですか?」
「アメリカの生命保険に加入するメリット、デメリットが知りたい」
などのご相談をいただきます。

実はアメリカの生命保険は保険料や返戻率などで日本とは違いがあります。

アメリカの生命保険に関心のある方は、ぜひお声がけいただければと思います

まとめ

今回はアメリカ不動産税務のよくある質問というテーマでしたが、
フェニックスデールでは少しでもメリットになるご提案をしていきたいと考えています。

アメリカ不動産の税務に関するよくあるご質問とは?

  • アメリカの銀行口座を作るにはどうすればいいの?
  • ドルの資産運用や分散投資を上手く活用できないか?
  • アメリカ生命保険の特徴、メリット、デメリット、返戻率は?

せっかくドルを持っているので
有利に使えないかというご相談はまだまだありそうですが、
アメリカに銀行口座を持っていることで資産運用が有利になることもあります。

時間のあるときに調べたりアンテナを張っておくようにしましょう。