アメリカから還付金の小切手を受け取り、
換金方法でお悩みの方がいるのではないでしょうか。

前回はアメリカ不動産投資で還付金受領の小切手の現金化について、個人編
をお届けしました。
今回は法人編のポイントをご紹介します。

日本にいながら「アメリカの小切手をどのようにして換金するのか?」
そのポイントをまとめましたので、ぜひチェックしておいてください。

日本での現金化はほぼ不可能:ポイント1

「小切手を現金化したい」と考えた際に、
気になるのは現実的に現金化が可能かどうかです。

個人編では限られた金融機関のみ可能と紹介しましたが、
法人の場合には、アメリカの小切手を日本で現金化するのはほぼ、不可能な状況です

日本法人でアメリカ支店を設立し、
還付金を小切手で受け取ったものの、日本の銀行では現金化が難しい場合に、
どのような対策を取ることができるのかについては、ポイント2をご参考にしてください。

アメリカの銀行口座が必要:ポイント2

日本の銀行で換金が難しい場合、アメリカの銀行を使うことができます。

ただし、口座の開設をスムーズに進めるには基本は渡航が必要になります。
現在のコロナ禍でアメリカに渡って口座開設の手続きをするのは、
ハードルが上がります。

とはいえ、還付金の小切手を受領した場合には現金化をする必要があります。

以上の点を踏まえると、アメリカで銀行口座を開設する場合には、
渡航をせずにスムーズに口座開設を行うことができるかがポイントです。

このような理由から、
金融機関の事情、銀行口座開設に精通している専門家に相談することをお勧めします。

日本から入金も可能、ただし上限額がある:ポイント3

先に述べたようにアメリカで銀行口座を開設することが可能です。

銀行口座を開設するとアプリをダウンロードできるので、
アプリから入出金が可能です。

ただ、上限額が決まっています。金融機関にもよりますが、
たとえば、アプリからの入金は1万ドル前後が上限となっていることが多いです

2万ドル、5万ドル、10万ドルなど、高額な還付金の小切手は難しいのですが、
日本から入金できる方法としてチェックしておいてください。

まとめ

アメリカの小切手を現金化するためのポイントとして、
今回は法人編の情報をまとめました。

・日本での現金化はほぼ不可能
・アメリカの銀行口座が必要
・アメリカの銀行口座を開設するとアプリをダウンロードでき、アプリから小切手を入金することが可能。ただし、入金できる金額の上限が1万ドル前後と決まっている

小切手の現金化にハードルを感じられるかもしれませんが、
小切手を受け取った場合の現金化についてお悩みの方は、
詳しくはアメリカの税理士や銀行に精通している専門家に相談をすることで、
解決できると思います。