コロナが落ち着いてきた昨今、
ハワイにご旅行に行かれる日本人の方が少しずつですが増えているようです。
ご存じな方も多いと思うのですが、ハワイにはタイムシェアという制度があります。
この制度はホテルの宿泊権利をポイントで購入して、
行きたい時に割安でホテルに宿泊ができるというものです。
実はこれはアメリカ税務ととても関係がありまして、
少しずつにはなりますがタイムシェアに関する
アメリカ税務のお話も伝えていければなと思っています。
今日のテーマは実際名義変更が必要なタイミングはどんな時なのか?について
3つにまとめて解説していきます。
①夫婦共有名義で購入後、どちらかが亡くなった場合。
タイムシェアをご夫婦お二人の名義でご購入されることが一番多いケースだと思います。
その後、どちらかに不幸があった場合はもう一人の方に権利が100%移行されます。
その際、実際に名義が変わりますので、
このタイミングにて名義変更の手続きが必要になります。
②夫婦共有名義で購入したものの、離婚された場合。
こちらもたまに聞く話ではあるのですが、
当時ご夫婦でハワイに行きタイムシェアを購入されて、その後離婚をした場合です。
当然ながらどちらかのお名前も変わる事になりますし、
離婚されるとどちらかが所有権を抜ける形になります。
ですから、この場合も基本的に名義変更が必要になります。
この様な場合は、
例えば次に再婚されている、されていないに関係なく手続きは必要です。
また、ケースもいくつかありまして
- 再婚されていなくてもお一人の方が残って所有権が100%になるケース
- その後、再婚されて次の奥様が入りたいというケース
などが考えられます。
いずれにせよ当時夫婦で購入されてその後、
離婚された場合も名義変更の手続きは必要になります。
③子供に権利を贈与する場合。
当時タイムシェアを購入したけれど、年齢と共にハワイへの足が遠のいてしまい、
タイムシェアの売却ではなくこの権利を自分の子供にあげたい場合もあるかと思います。
贈与税の話は一度置いておいて、
これもやはりお子様に名義が変わりますから名義変更が必要になります。
まとめ
今回は、タイムシェア名義変更が必要なタイミングのポイント3つをご紹介しました。
- 夫婦共有名義で購入後、どちらかが亡くなった場合。
- 夫婦共有名義で購入したものの、離婚された場合。
- 子供に権利を贈与する場合。