アメリカ不動産投資では、融資を利用している方もいらっしゃいます。
融資を利用する場合、日本の不動産を購入するのに比べて
借りられる金融機関が限られていたり、
借りられる条件も厳しかったりというのが実情なのですが、
最近ではアメリカ不動産投資でも融資を利用したり、
借り換えなどができるケースもでてきました。
ここでは、融資の借り換えについて、
難易度が高そうなどの理由からあまり意識したことがないかもしれませんが、
借り換えを検討してもいいのではないかと思える
決断のポイントなどを見ていきたいと思います。
借り換えのポイント1:金利が安い。
今、借り入れをしている金融機関よりも
金利が安い場合は、借り換えを一度は検討してみてもいいと思います。
日本の金融機関から借りる場合と、アメリカの銀行から借りる場合がありますが、
日本の金融機関でも不動産担保ローンを組めたり、借り換えができる場合もあります。
ここでは固有の社名などは控えますが、
インターネットで検索をするといくつかの金融機関がでてきます。
金利が安くなると、支払返済総額だけではなく
月々の支払いも安くできる可能性があるので、その差は無視できません。
今より好条件の金利での借り換えを検討している方は、
金利計算が簡単にできるサイトなどでシミュレーションをしてみるのもいいでしょう。
ただ、借り換えでは現在のローンを一括返済したり、
事務手数料などの費用がかかりますので、
金利が下がるメリットと手数料などを比較して、検討をしてみましょう。
借り換えのポイント2:返済期間が長い
借り換えの有利な点として、ポイント1の金利があげられますが、
次に気になるのが返済期間です。
借り換えをしても返済期間が短くなると、金利が安くなったとしても、
返済期間が短くなる事で月々の返済額が増えてしまうので返済が大変になります。
返済期間については、返済期間を短くして総返済額を減らす事と、
返済期間を長くして月々の返済額を減らすという事などを考えると思いますが、
長期で借りられる事がメリットになるというケースもあります。
日本の金融機関の場合でも、
保険などの関係で健康上の理由により借りる事が難しくなる場合、
健康であるうちに長期で借りておくなどの考え方もできます。
また、金融機関の変更せずに、金利を下げて返済期間を長くするというように
有利な契約への条件の変更の交渉をするなど、
返済方法についての見直しを検討してみるのもいいかも知れません。
個々のケースにもよりますが、返済期間が長くなる事で、
条件が良くなるケースもありますので、
返済期間が長いという事は決断するポイントになると思います。
借り換えのポイント3:手続きがスムーズ
借り換えで考慮しておきたいのは、
金利と返済期間に加えて、「手続きがスムーズであるのかどうか」です。
借り換えの場合、今借りているローンを一括で返済をするのですが、
必要書類や審査、手続きなどがあり一定の時間がかかります。
すぐに契約ができるというわけではないので、
できるだけスムーズに手続きができるという事は大切です。
タイム・イズ・マネーというフレーズがあるくらいですから、「時は金なり」です。
本当に必要な事、自分にとって利益になる事や
自分や家族を大事にする時間の使い方をしていただければと思います。
不動産投資で成功するには、
時間を効率よく大事に使うという事は大切ではないかと思います。
今日は、アメリカ不動産投資で融資借り換えをする時の、
決断ポイントを3つ紹介しました。
借り換えのタイミングとしては、収入、年齢、残債、売却時期、健康、資産価値など
さまざまな事が考えられますが、
今日の3つのポイントは検討をする目安になるのではないかと思います。
- 金利が安い
- 返済期間が長い
- 手続きがスムーズ
借り換えのご決断をしていただく事によって、
それ以降の収支報告書に利益も出やすくなりますし、
不動産投資としてもメリットが出てくる可能性があります。
書類を揃えたり、審査をしたりそれに伴って手数料がかかったりもしますし、
そのための手間や時間もかかりますが、
適切に借り換えができると返済額が減り大きなメリットにもなり得ます。
先々のリスクも想定しながら、またリスクをおさえた不動産投資をと考えると、
融資の借り換えをしていくという事も選択肢の一つなのではないかと思います。