アメリカの税金の納付方法について、その手続きをご紹介したいと思います。
実際に確定申告をして、アメリカに税金を支払わなければいけない場合に、
「どのように納付をすればいいのでしょうか」
「必要なものなどはありますか」
というご質問をいただくことがあります。
納税と聞くと面倒だったり、難しいというイメージがあるかもしれませんが、
確定申告まで済んでいることが前提ではありますが、
その手順と流れを知っておけばいいのです。
ここでは納税の手続きをポイントとしてまとめましたので、
ぜひチェックしてみてください。
納税額を確認する:ポイント1
まず、納税額がいくらなのか「納税額を確認する」がポイントの1つ目です。
申告書を作成する税理士や会計士事務所などから、
納税についてご案内があるのではないかと思いますが、
実際アメリカに納税をする金額の確認をします。
州によって税率や行政手続きが異なることもありますし、
州税はなく連邦税のみという州もあります。
もしも税制や税務でわからないことがあれば、
税理士や税務の専門家に確認しながら進めるといいでしょう。
クレジットカードを用意する:ポイント2
次に「クレジットカードを用意する」がポイントの2つ目です。
これはどういうことかと言いますと、
最近ではオンラインでの電子送金(アカウントを作成)や
クレジットカードなどでの支払いが主流になってきているからです。
みなさんが日本でもよく使っているクレジットカードでの支払いも可能ですので、
電子決済をするにあたり、カード情報の入力時にはクレジットカードが必要です。
納税者番号を確認する:ポイント3
そして「納税者番号の確認をする」がポイントの3つ目です。
アメリカですでに申告書を作成したことがある方は、
納税者番号を取得していると思います。
オンラインでの支払い時にクレジットカード情報を入力しますが、
納税者番号も必要になります。
その他にも住所や氏名などの必要事項の入力がありますが、
支払い手続きに必要な情報として、
ご自身の納税者番号を必ず確認しておきましょう。
※2020年はコロナの流行により納税者番号の申請に時間がかかるケースもあります。
番号の申請状況などについては、
【米国不動産!2020年ITIN申請状況ポイント3つ】でもご紹介しています。
まとめ
納税と聞くと身構えてしまうかもしれませんが、
手続きやその流れを把握しておくことは大切です。
今回は、納税をするときの手続きとして3つのポイントにまとめてみました。
- 納税額の確認
- クレジットカードの用意
- 納税者番号の確認
アメリカの不動産投資や確定申告などの税務を、
少しでも身近なものとして感じていただければと思います。
そのためにはしっかりと事前に準備をしておきましょう。