1042Sというフォームがありますが、そもそもこれがどのようなものかという事は、
関連動画[1042Sについて]にて説明しております。
今回はその1042Sの受領に関するポイントをお伝えしていきます。

①受け取るタイミングは毎年3月前後。

この1042Sというフォームは
不動産の管理会社からオーナー様へ毎年3月辺りに送付されるものになっています。

受け取るタイミングは3月だと覚えていただいて、
届きましたらこの後に挙げる対応をしていってもらえればなと思います。

②専門家へ共有する。

1042Sの受け取り方は
不動産管理会社がオーナー様にメール添付されるケースや、
ポータルサイトやドロップボックスなどの
クラウドサービスで共有されるケースなどがあるかと思います。

後者の方法で収支報告書の共有を
オーナー様と管理会社でしている方も多いかと思います。

基本的には、1042Sを受け取ったら、
米国側の会計士、税理士などに共有していただきます。

参考資料として、
日本の税理士にお渡ししていただきますが、
「これは何ですか?」と質問が出てくる事もあるかと思います。

そう言った場合は日米の税理士同士で説明していただくとスムーズです。

③データは保管しておく。

毎年、管理会社からのメールやポータルサイトなどを経由して1042Sが届きます。

これは必ずデータを保管しておいて
毎年貰っているという受領の確認をすることをおすすめします。

また、毎年の数字に大きな差が無いのかも見比べて頂くと、
変化に気づけたり、トラブルを未然に防げたりする場合もございます。

いずれにせよ、オーナー様ご自身の内容になりますので、
受け取ったデータは確認できるようにきちんと保管しておくことが大切です。

まとめ

今回は1042Sの受領に関するポイントは以下の3つになります。

  • 受け取るタイミングは毎年3月前後。
  • 専門家へ共有する。
  • データは保管しておく。

毎年のやることとして押さえておいてください。

【関連動画】
IRSのフォーム【1042-S】とはポイント3つ