このブログの執筆は2023年7月なのですが、
最近、日本ではもうユニオンバンクの口座が作ることができなくなりました。
既存でユニオンバンクの口座を持っている方は
ユニオンバンクからUS Bankという銀行に変わります。
それに伴い、口座番号等が変わったり、
オンラインバンキングの設定も再度し直さなければならず、
手続きの煩雑さを感じてしまうかと思います。
そうなってくると、
「もう口座が必要ない」と解約される方もいらっしゃるのではないでしょうか?
対して、アメリカ不動産をお持ちの方は
引き続き口座は持っていたいと思う方もいらっしゃると思います。
今回は「US Bankになると、また手続きを英語でするのが分かり難い!」
という方にとって朗報となる内容になります。
ユニオンバンク、今ではUS Bankになりますが、
この銀行以外でアメリカの銀行は渡航なしで持てるのかというと、持てるのです。
今回はそのポイントを3つ説明していきます。
①wise.comでアカウントを作成し、アメリカの口座情報を取得。
検索画面で「Wise、アメリカ、口座情報」 と入力すると、
当然色んな案内が出てきます。ご関心がある方はぜひ調べていただければと思います。
このWiseの手続きを進める事によって、
アメリカ銀行口座で必須なRouting Number、口座番号、
そしてCheckingか?Savingsか?といった情報を全て網羅できます。
しかも、これらは全てインターネットで完結します。
手順も日本語で書いてありますので、ご関心がある方はぜひご覧ください。
②デビットカードを申請し、日本で利用可能。
Wiseで口座情報、口座番号の設定をして、かつこちらもオンラインで、
この口座番号に紐づいたデビットカードを申請することによって
デビットカードを受け取ることができます。
当然ながら、これを使って日本で支払いをすると使われる通貨はドルになります。
ブログ執筆時の2023年7月時点は比較的円安傾向の時期です。
つまり、ドルを使って日本円でお買い物をするときに
お得感を感じて頂けるのかなと思います。
この様な使い方ができるという所が他通貨を持つメリットにもなるはずです。
Wiseで口座を作られた方はデビットカードも申請してみるのがおすすめです。
③郵便局で現金を引き出すことも可能。
デビットカードからは
当然ですがその時の為替レートに応じた日本円を引き出すことができます。
例えば郵便局だと5万円が上限だったはずですが、仮に5万円を引き出したとします。
すると、実際はそのデビットカードの通貨はドルになるので、
請求書にて5万円相当のドルがレートで計算されて差し引かれます。
具体的には今の時期だと5万円が350ドルくらいで引かれることになります。
それが円高になっていくと400ドルになったりするわけです。
円安の今だと5万円を引いたとしても
ドルはそんなに引かれないのでこれはお得感が出てくるかなと思います。
お買い物もいいですが、実際現金を手にする事でより実感が湧くのかなと思います。
アメリカ不動産をお持ちの方は、
例えば賃料入金をWiseの口座で設定をすることで定期的にドルが入ってきます。
これをいちいち引き出す時にはどうしても手数料が掛かってします。
ですが、お買い物や現金を引き出すなどの行為をするたびに
不動産投資を実際にしているんだと実感を持つことも良い事だと思いますよ。
まとめ
今回は、ユニオンバンク以外でアメリカ銀行口座を持つ方法の
大きなポイントは以下の3つになります。
- wise.comでアカウントを作成し、アメリカの口座情報を取得。
- デビットカードを申請し、日本で利用可能。
- 郵便局で現金を引き出すことも可能。
今後、アメリカの口座を持つ際に
ユニオンバンクの手続き画面などが面倒だなと思われる方は、
是非Wiseのサイトをチェックしていただければと思います。
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