数年前より、米国不動産の減価償却完了に伴う売却や
個人名義で保有していた不動産を、資産管理法人や、ご自身の法人へ変更する等で
名義変更を検討されるお客様からのご相談が増えて参りました。
今までは「不動産会社経由での売却」という一般的な手法をご紹介していましたが
「経費を抑えたい」「気心知れた信頼できる人に任せたい」
とのお客様からのご要望が大きくなり
2024年より弊社と提携弁護士による名義変更サービスをスタートさせています。
今回は米国で所有する不動産の名義変更について
費用面にフォーカスし
不動産会社経由で売却した場合と
弊社をご利用頂いた場合の違いについて、ご紹介させて頂きます。
不動産会社経由での売却
不動産会社を経由した売却という手法を使って名義変更した場合
一般的には以下の費用が必要となります。
売却手数料:売却価格の5%~6%
エスクロー利用費:売却価格の1%~1.5%
合計:売却価格の7%程度
弊社の名義変更サービス
同じ名義変更でも、弊社にて承った場合、必要な費用は以下です。
フェニックスデール手数料:6,000ドル
弊社提携弁護士手数料:6,000ドル
合計12,000ドル
※州や為替により費用の変動がございます。
400,000ドルの物件の名義変更をすると?
上記だけでは、結局どちらがお得なのかイマイチ分かりにくいと思いますので
400,000ドルの物件の名義変更をした場合を
双方でシミュレーションしてみました。
■不動産会社経由での売却に伴う手数料(7%の場合)
400,000ドル×7%=28,000ドル
■弊社の名義変更サービス
12,000ドル
弊社をご利用頂いた場合、16,000ドルの経費を抑えることができます。
為替相場にもよりますが
2025年10月現在、1ドル147円程度で推移しているため
16,000×147=2,352,000
230万円以上のコストカットが可能です。
上記は1件での費用比較ですので
複数物件の名義変更が必要となるお客様ほど
総額が大きくなり、経費削減メリットが出やすいこともお分かり頂けるかと思います。
まとめ
今回は弊社の名義変更サービスについて
コスト面でのメリットを中心にお話しさせて頂きましたが
低価格帯の物件の場合は、不動産会社経由での売却を利用した方が
費用を抑えられる場合もあります。
普段から米国不動産の税務申告書作成などでご縁のあるお客様からは
「こちらの意思をスムーズにくみ取ってもらえた」とのお声を多数頂戴していますが
様々な選択肢を知ることで
ご自身にとって最適な方法を探る一助となりますと幸いです。