今回は、「テキサス州の不動産について」がテーマです。

SNSなどで一般的に伝えられていることもありますが、

アメリカ不動産の税務に携わってきた中で感じた傾向や特徴をお伝えします。

テキサス州での不動産の特徴

一つ目は、雇用機会からの影響を受けていることです。

さまざまな事業がアメリカの南部へ移動しており、

その一事例にテキサス州があります。

 

雇用が見込めることにより、

その地域への住宅需要も高まる傾向にあると思います。

 

二つ目は、確定申告が不要な州であることです。

(注: 個人名義での購入の場合のみ)

 

連邦に対する確定申告は、

アメリカ不動産を所有する者の共通した義務になります。

 

しかしながら、州ごとの確定申告は、

州によって要件が異なります。

 

テキサス州は、個人で購入した場合、

確定申告は行わなくてもよい州のひとつとなります。

 

三つ目は、固定資産税が他の州に比べて高めであることです。

前述でお伝えしたとおり、

経済の活性化傾向にある地域であり、

それが住宅需要の増加、不動産価値への影響をもたらしているためか、

固定資産税は年々増加傾向にあると思われます。

 

アメリカは州によって特徴があり

不動産を購入する判断材料になるかと思います。

テキサス州の特徴を理解し、不動産投資をする判断材料となれば幸いです。