前回のテーマで、個人がアメリカ不動産を購入する場合のメリットについてお話しましたが、今回は法人が購入する場合に考えられるメリットをお伝えしたいと思います。

アメリカ不動産を日本の法人が購入するメリット

一つ目は、減価償却資産の保有です。

日本の税法に則ると、4年間で(減価償却)費用を計上することになります。

以前のテーマで触れた通り、アメリカの不動産は建物の価値が日本に比べて高いため、

日本の不動産を購入するのに比べて、減価償却できる部分が大きいと考えられます。

 

二つ目は、資金調達のしやすさです。

信用度に基づくものであり、一概には言えませんが、

個人にくらべると、法人の方が資金調達がしやすいのではないかと考えられます。

そのため、計画的な資金運用をすることも可能になると思います。

 

三つ目は、定期的なドル収入が見込めることです。

資産価値の高い不動産を保持することによって、

賃貸とした場合、不動産収入を定期的に得られる可能性が高いと考えられます。

為替リスクも同時に考慮しなければいけない点ではありますが、

ポートフォリオを考える上で、選択肢の一つとすることが可能になると思います。

 

法人でアメリカ不動産を持つということは

個人で持つ時のメリットと少々異なります。

法人で不動産を持つ場合の特徴、またどれくらいコストがかかるのか

売却時のコスト・税務などは個人と何が違うのかというような

シュミレーションをするにあって少しでもお役に立てる情報を

発信していきたいと思います。