いつも色々な角度からアメリカ不動産の情報をお伝えしています。

2020年は税制改正の施行、新型コロナウィルスの世界的な流行、
これに伴いコロナショックともいえる状況で、今、世界中は変化しています。

そのような中では、やはり不動産オーナーは、
今後の不動産市場がどうなっていくのか気になるところです。

今回は、私が感じているアメリカ不動産投資における
状況の変化などについて語っていきます。

節税ではなく純投資として検討する人が増えた:ポイント1

アメリカ不動産といえば、これまでは節税ということが
メリットとしていわれてきましたが、
節税のために購入するということから、
純資産として不動産投資のために購入するという方向に向かっているようです。

不動産を購入して継続的に家賃収入を得るという
インカムゲインを念頭に置くようになってきていると感じます。

資産の価値が値上がりすることにより売却時に利益が出る
キャピタルゲインなども考慮していくことにはなりますが、
これまでの節税のためから純投資として検討するという方が増えています。

関心度が高まり情報収集をする人が増えた:ポイント2

めまぐるしい変化の中で先が読みにくいという状況もあってか、
実は私もその一人なのですが、
アメリカ不動産の情報収集をする人が増えてきていると感じています。

ポイント1の「純資産として考えている人が増えること」が、
ポイント2の「不動産投資への関心が高まっている」にもつながっているので、
先が見えにくい状況下だからこそ、
情報収集をする人が増えてきているのではないかと思います。

アメリカ不動産投資では手続きなどが難しかったり、
わかりにくいこともあるのですが、
最初は難しいと思っていても情報収集をしているうちに
だんだんと理解できるようになってくるような気がします。

これまでのアメリカは、リーマンショックからの回復力などをみても、
日本に比べて不況などへの対策も早いので、
不動産市場が動く可能性も考えられると思います。

アメリカ不動産の購入をこれから考える時には、
どのようなことをしなければならないのか?(手続きやスケジュールなど)
という疑問を持ったり、
資産を保有することで得られる利益や売却時の価値など、
資産運用としてどれだけの価値があるのか?
というところに可能性や関心を持ったりと、
アメリカ不動産投資への関心度が高まっているのもうなずけます。

融資借り換え検討をする人が増えた:ポイント3

新型コロナウイルスなどの影響による経済対策としてFRB(連邦準備理事会)が
ゼロ金利政策を導入したというニュースを目にしたという方も多いと思います。
3月に緊急に金利政策を導入し、
6月には2022年まで政策を維持する見通しを示しています。

FRB(The Federal Reserve Boardの略)
日本でいう日本銀行のような位置付け。アメリカ中央銀行の最高意思決定機関

この、歴史的低金利では好条件で融資を受けたり、
借り換えができる可能性が出てくるので、
アメリカ不動産をすでに購入されている方で、
借り換えを検討する方はなどが増えてきていると感じます

借り換えでは、手続き、手間、時間、費用などがかかってきますが、
それを考慮しても、最終的に投資家の方がトクをするという決断できるだけの低金利で
借り換えをしているということにもなります。
これは、低金利に加え、融資の商品数が
増えてきているともいえるのではないでしょうか。

この状況下では、やはり借り換えをしたり、借り換えの検討をする方が増えています。

アメリカ不動産投資のまとめ

日本では海外不動産に関する税制改正や、
世界中では新型コロナウィルスなどの影響を受けています。
先が見えない状況の中で、アメリカ不動産のコロナ後の住宅ニーズや、
プラスの材料とマイナスの材料をどのように考えていけばいいのか?
というご質問をいただくことが増えてきました。

そこで、今回は最近の傾向として
私の感覚として感じたことを3つのポイントにまとめてみました。

  • 純投資として検討する方が増えている
  • 興味や関心を持つ方、調べてみたいという方が増えている
  • 所有している方が、融資の借り換えをする方が増えている

以上が最近の傾向として感じていたことです。ご覧になってどうでしょうか。

アメリカ不動産は、節税メリットという視点から
純資産としての価値という視点に変わってきているようです。

新型コロナウィルスが世界中に流行しているというという状況は、
コロナショックという視点もありますが、金利政策などでは好条件で住宅を購入できたり、
いずれV字回復するという可能性が考えられたり、今後の予測という視点も必要になります。

不動産の相場価格は変動し、購入する時の価格や売却する時の価格は
時期やタイミングによって高くなったりも、安くなったりもします。
しかし、影響を受けにくいエリアなどは存在します。

新型コロナウイルスにより先が読めないともいえる状況ですが、
アメリカの不動産投資に関しては積極的に動くという戦略も、
今は動かずにじっとしているという戦略もどちらもありかもしれません。
いい状況、よくない状況などが出てきたら、情報発信をしていきたいと思います。

これからも、色々な角度からアメリカ不動産の情報をお伝えしていきます。